T・E・I・B・A・N Japan classico展「信楽」

第2回TEIBAN展「信楽」終了しました!

準備などでなかなか更新できていませんでしたが、先週2/9〜2/12までの4日間、第2回目のTEIBAN展「信楽」を無事に終えることができました。おかげさまで、前回よりたくさんの方々に来場して頂くことができ、また一つ信楽の魅力を伝えることができたのではないかなと思います。

展示会では、「信楽の日常」をコンセプトに普段窯元さんが仕事で利用している、陶器を乾燥させる台車などを使って展示を行いました。また、陶芸体験やろくろの実演なども企画したので、展示会場そのものが作業場のような雰囲気です。

今回は、TEIBAN展「奈良」さんとの合同開催ということで、ボリュームのある展示になりました。手前が奈良さんの展示で、奥が信楽の展示です。

 山中陶土さんは、自身の生産されているオーブン粘土を利用して、箸置きの型押し体験をされました。型押し体験は子供達に大人気!作った箸置きは家のオーブンで焼けるので、皆さん持ち帰って家で窯焚きです。

壺八さんは、ろくろの実演です。展示されている水琴窟を実際に会場で作陶し、モノができていく過程をお客様に実感してもらいました。 たくさんのギャラリーに囲まれての実演で、内心すごく緊張されていたようです。

こちらは今回初参加のシクヤ製陶さん。蛙一筋でモノづくりをされています。会場では写真にあるような大きな蛙の製作を実演され、ここが東京と忘れるぐらいに「信楽の日常」を表現されていました。圧巻です。見に来たお客さんも興味津々でお話されていました。

 

普段、目にする機会のない職人達の道具も展示しました。陶芸用の道具には、見ただけでは分らないような特殊な道具もたくさんあり、面白い展示となりました。何より、実際使われている道具をお借りしての展示なので、使い込まれたその姿は、まるで作品のように感じられる品格です。

丸滋製陶さんは、傘立ての展示です。狭いスペースでも置ける小さな傘立て。一個で置いても繋げて置いてもかわいい一品です。

卯山窯が提案するのは、信楽の新しい素材「透光粘土」を利用した照明です。ガラスでもなく磁器でもない粘土が、光を透過している様子に見ている方は不思議そうに覗き込んでいました。ガラスや磁器にはない温かみのある光が、きれいです。

文五郎窯さんは陶芸教室を開催。来て頂いたお客様に自身が作るお皿のつくり方などを教えながら、作陶を体験してもらいました。作った作品は、信楽で焼かれてお客さんの元へ届けられます。皆さん、楽しそうに土に触れられていました。

白を基調としたラインナップを揃えるshiroiro-ieでは、白タヌキが大人気。オーナーも、もちろん真っ白です。

こちらは明山窯。朝鮮通信使の時代に先代が作陶したという茶壺を、現代に再現されています。以外と小ぶりなそのフォルムに「かわいい」と評判でした。まだ試作段階ですが、これからどのように商品化していくのか今後が楽しみです。

こちらも試作中のヤマタツ陶業(カチコチ)の自転車スタンドです。自転車乗りの多い東京では、試作中ですが「欲しい!」との声が続々。こちらも製品化が楽しみな一品です。これから今回頂いたお客様の声を反映しながら、ブラッシュアップされていきます。「つくり手と使い手の双方が愛着を持てるモノづくり」が、この展示会のコンセプトです。

また今回は、陶器だけではなく、信楽のお茶「朝宮茶」の茶農家さんにも出展して頂きました。会場では、信楽焼と朝宮茶の融合をテーマに、参加窯元さんに茶農家さんが理想とする急須やお猪口などの茶器を製作してもらい試飲を楽しんで頂きました。来場されたお客様は「こんなお茶飲んだことない!」といった驚きの声で、朝宮茶を楽しんで下さいました。お茶と陶器、それぞれの作り手がお互いの良さを高め合った新しい信楽の試みでした。

料理を通して信楽焼の器の魅力をしってもらう「グータン」の主催者でもある炎の味窯さん。普段は信楽内で活動をされていますが、今回は東京での開催です。信楽焼のタジン鍋を利用した蒸し料理を、信楽の器に盛りつけて来場された皆様に振る舞われました。

あっという間の4日間でしたが、普段、直接お話をする機会の少ない作り手たちにとって、ご来場頂いたお客様と直にコミュニケーションをとらして頂く機会を持つことは、モノづくりをするものにとって代え難い体験となりました。ご来場くださった皆様、本当に有り難うございました。

最後に、「奈良」と「信楽」の出展者で記念撮影。両産地の作り手たちの新しい交流と、またお互い切磋琢磨できるライバルとして、次回も来場して下さる方々に楽しみ親しんで頂ける取り組みを目指して、続けていきます!


2/9-2/12_TEIBAN展「信楽」開催です。


TEIBAN展会議2012.01.11

本日、新年1回目のTEIBAN展会議がありました。各窯元の意見交換や、展示に向けて考えていることなど、 話し合いました。皆さん、お正月を挟んで色々考えておられて、だいぶ各窯元の出展商品が、まとまってきた感じです。 今考えている試作品を持って来られた窯元さんも多く、ブラッシュアップのための熱い議論が交わされました。構想がどんどんカタチになって姿を見せてきています。どんな商品になるか、皆さんお楽しみに!


TEIBAN展会議_2011.12.16

先日、定例のTEIBAN展会議を行いました。今回は、stylejapan labの川野氏を招いての勉強会でした。川野氏はTEIBAN展「奈良」を主催されている方で、今回はそのTEIBAN展「奈良」でのお話を交えながら、如何に作り手がお客さんとコミュニケーションを持ちながら、独自のブランドを試行して行けばいいかなど、参加企業さんへの色々なアドバイスを頂きました。中でも、「モノを買うのではなく、その作り手の想い・チャレンジを買うお客さんがいる」という言葉は印象的でした。モノが飽和状態にある今、目先のカタチやデザインだけを飾っても、なかなか受け入れられない。そのモノから見えてくる作り手の想いや言葉、そして新しいモノづくりにチャレンジしている心意気のようなものに、お客さんは共感と価値を感じとるということだと思います。純粋にモノづくりを楽しむ気持ち、それが「素の自分を見せる」という川野さんの言葉に表れているように感じました。

次回のTEIBAN展に向け、各参加企業のみなさんもそれぞれ刺激を受けていた様子でした。どんなカタチとなって現れるか、楽しみです!


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